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オペラ辞典 A-E
2022年1月26日
オペラのタイトルの邦訳など。
上演時間・構成は劇場によって異なるので、目安とお考え下さい。
A / B / C / D / E / F-L / M-P / Q-S / T-Z
タイトル 英語 / ロシア語 / 日本語
基本データ
あらすじなど
<A>
音楽: ジョゼッペ・ヴェルディ
音楽: ジョゼッペ・ヴェルディ
Il Barbiere di Siviglia / Сивильский цирюльник / セビリアの理髪師
アルマヴィーヴァ伯爵は、ロジーナに恋しているが、彼女の後見人である医師のバルトロもまた彼女と結婚したがっている。伯爵は街の「なんでも屋」である理髪師フィガロの助けを借りて、身分を隠しながらあの手この手でロジーナにアタックする。あわやバルトロと結婚しそうになったところでロジーナを奪い返して、2人は結婚して幕となる。
Betrothal in a Monastey / Обручение в моностыре / 修道院での婚礼
18世紀スペイン。貴族ドン・ジェロームは大金持ちの魚商人メンドーサの娘ルイーザに求婚するが、彼女にはアントニオという恋人がいる。一方ルイーザの兄フェルディナンドはタルマンツア家クララと駆け落ちする。ルイーザもお付き婦人マーガレットに扮装して家出する。変装と騙しあいの末、全員が修道院で一堂に会することに。決闘沙汰にまで発展したが、最終的にはドン・ジェロームがそれぞれ好きな相手との結婚を認めて大団円。
Boris Godunov / Борис Годунов / ボリス・ゴドゥノフ
イワン雷帝の死後、ボリスはディミートリー王子を殺して帝位につく。しかし偽ディミートリーになりすましてポーランドからモスクワを侵略しようと企む修道僧グレゴーリーや、更にボリスの宿敵シュイスキー公、そして聖愚者や民衆らによって、ボリスが政治的にも心理的にも追い詰められていく過程を描いた史劇。
音楽: ジョルジュ・ビゼー
音楽: ピエトロ・マスカーニ
舞台はシチリアのとある村。教会前の居酒屋の女主人ルチアの息子トゥリッドゥは、村一番の色男だが、サントゥッツァという恋人がいながらローラという人妻と不倫関係にある。ローラはかつてトゥリッドゥの恋人だったが、今はアルフィオと結婚している。 サントゥッツァは嫉妬からアルフィオに、ローラとトゥリッドゥの関係を言いつけてしまい、トゥリッドゥは、激怒したアルフィオと決闘となり、命を落とす。
音楽: ウォルフガンク・A・モーツァルト
音楽: エメリッヒ・カールマン
2ヶ月のアメリカ巡業を控えているブタペストの人気歌手・シルヴァには、貴族の恋人・エドウィンがいるが、彼にはシュタージという貴族の婚約者がいる。二人は結婚を考えているが、醜聞を恐れたエドウィンの父は、息子をウィーンに連れ戻そうと画策。誤解したシルヴァは失意の内にアメリカへ去る。
シュタージとの婚約披露パーティ。シルヴァは、エドウィンのいとこ・ボニの夫人と偽ってパーティに潜り込む。しかし、ボニが本当に好きなのはシュタージで、彼女もボニに心を開く。一度は、伯爵夫人という身分に魅力を感じているのではと思い、エドウィンとの結婚を拒むが、ボニがエドウィンの自殺をでっち上げ、狂言とは知らないシルヴァはエドウィンへの愛を告白。めでたく二組の夫婦が誕生となる。
音楽: アントン・ルビンシュタイン
音楽: ウォルフガンク・A・モーツァルト
音楽:ピョートル・チャイコフスキー
*略号 PRO = プロローグ / EPI = エピローグ / (B) = ボリショイ劇場 /(D)= モスクワ音楽劇場 / (M)= マリインスキー劇場 / (L)= ミハイロフスキー劇場
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上演時間・構成は劇場によって異なるので、目安とお考え下さい。
A / B / C / D / E / F-L / M-P / Q-S / T-Z
タイトル 英語 / ロシア語 / 日本語
基本データ
あらすじなど
<A>
Aida / Аида / アイーダ
音楽: ジョゼッペ・ヴェルディ
演出: アレクセイ・
ステパニュック(M)
構成: 4幕
上演時間:4:05
舞台は古代エジプト。若い将軍ラダメスは、王女アムネリスに仕える敵国エチオピアの王女アイーダと密かに愛し合っている。ラダメスは彼女に軍事機密を漏らし、謀反人として捕らえられる。アムネリスはラダメスを愛していたので「自分を愛するならば命を救おう」とラメダスに迫るが、彼は応じない。地下牢で独り死を待つラダメスの前に牢に忍びこんでいたアイーダが現われ、2人は永遠の愛を誓いながら死を待つ。
舞台は古代エジプト。若い将軍ラダメスは、王女アムネリスに仕える敵国エチオピアの王女アイーダと密かに愛し合っている。ラダメスは彼女に軍事機密を漏らし、謀反人として捕らえられる。アムネリスはラダメスを愛していたので「自分を愛するならば命を救おう」とラメダスに迫るが、彼は応じない。地下牢で独り死を待つラダメスの前に牢に忍びこんでいたアイーダが現われ、2人は永遠の愛を誓いながら死を待つ。
音楽: ジョゼッペ・ヴェルディ
演出: アンドレイ・
コンチャロフスキー(M)
構成: 3幕
上演時間:3:40
17世紀末。イギリスの植民都市ボストンの総督リッカルドは、彼の忠実な秘書であり、親友でもあるレナートの妻アメーリアを密かに愛しており、彼女ももそれに応える。総督暗殺を企んでリッカルドを尾行していた陰謀家達から妻の裏切りを知らされたレナートは、彼への復讐を誓って仮面舞踏会での総督暗殺計画に加わる。一方、リッカルドは自分の恋を清算しようと決心していたが、仮面舞踏会会場で レナートに刺されてしまう。リッカルドは、アメーリアの潔白を誓い、夫婦の幸福を祈って息絶える。
17世紀末。イギリスの植民都市ボストンの総督リッカルドは、彼の忠実な秘書であり、親友でもあるレナートの妻アメーリアを密かに愛しており、彼女ももそれに応える。総督暗殺を企んでリッカルドを尾行していた陰謀家達から妻の裏切りを知らされたレナートは、彼への復讐を誓って仮面舞踏会での総督暗殺計画に加わる。一方、リッカルドは自分の恋を清算しようと決心していたが、仮面舞踏会会場で レナートに刺されてしまう。リッカルドは、アメーリアの潔白を誓い、夫婦の幸福を祈って息絶える。
Il Barbiere di Siviglia / Сивильский цирюльник / セビリアの理髪師
音楽:ジョアキノ・ロッシーニ
演出:
構成:2幕
上演時間:2:40
アルマヴィーヴァ伯爵は、ロジーナに恋しているが、彼女の後見人である医師のバルトロもまた彼女と結婚したがっている。伯爵は街の「なんでも屋」である理髪師フィガロの助けを借りて、身分を隠しながらあの手この手でロジーナにアタックする。あわやバルトロと結婚しそうになったところでロジーナを奪い返して、2人は結婚して幕となる。
Betrothal in a Monastey / Обручение в моностыре / 修道院での婚礼
音楽:セルゲイ・プロコフィエフ
演出:ヴラジスラヴ・ラージ(M)
構成:4幕9場
上演時間:3:45
18世紀スペイン。貴族ドン・ジェロームは大金持ちの魚商人メンドーサの娘ルイーザに求婚するが、彼女にはアントニオという恋人がいる。一方ルイーザの兄フェルディナンドはタルマンツア家クララと駆け落ちする。ルイーザもお付き婦人マーガレットに扮装して家出する。変装と騙しあいの末、全員が修道院で一堂に会することに。決闘沙汰にまで発展したが、最終的にはドン・ジェロームがそれぞれ好きな相手との結婚を認めて大団円。
La boheme / Богема / ラ・ボエーム
音楽:ジャコモ・プッチーニ
演出:ヤン・ジャッシュ(M)
構成:4幕
上演時間:2:25
舞台はクリスマス・イブのパリ。若くて貧しい芸術家達4人が住む屋根裏部屋で、詩人ロドルフォは階下のお針子ミミに恋に落ちる。画家マルチッェロも元恋人のムゼッタとよりを戻し、若者たちは恋を謳歌する。しかし数ヶ月後、ロドルフォは、胸を患うミミを救うために別れる。その後子爵の庇護をうけて生活していたミミは、瀕死の状態で屋根裏部屋に運び込まれ、愛するロドルフォの傍らで息を引き取る。
Boris Godunov / Борис Годунов / ボリス・ゴドゥノフ
音楽:モデスト・ムソルグスキー
演出:ヴィクトル・クラーマー(M)
構成:4幕+PRO
上演時間:3:55
イワン雷帝の死後、ボリスはディミートリー王子を殺して帝位につく。しかし偽ディミートリーになりすましてポーランドからモスクワを侵略しようと企む修道僧グレゴーリーや、更にボリスの宿敵シュイスキー公、そして聖愚者や民衆らによって、ボリスが政治的にも心理的にも追い詰められていく過程を描いた史劇。
音楽: ジョルジュ・ビゼー
演出: アレクセイ・
ステパニュック(M)
構成: 4幕
上演時間:4:20
セビリアの美しいジプシー、カルメンが伍長のドン・ホセに興味を抱き、誘惑する。彼にはミカエラという許婚がいたが、カルメンのためにジプシーの密輸団の一員となってしまう。しかし、カルメンのホセへの愛は続かない。花形闘牛士エスカミーリョにのりかえ、ホセの母危篤の報を持って現れたミカエラによって、ホセは密輸団を離れるものの、闘牛場でカルメンを待ち伏せしてよりを戻そうと懇願する。拒絶され、逆上したホセは短剣でカルメンの胸を突く。
Cavalleria Rusticana / Сельская честь / カヴァレリア・ルスティカーナ
音楽: ピエトロ・マスカーニ
演出: リリアナ・カヴァニ(L)
構成: 1幕
上演時間:1:10
舞台はシチリアのとある村。教会前の居酒屋の女主人ルチアの息子トゥリッドゥは、村一番の色男だが、サントゥッツァという恋人がいながらローラという人妻と不倫関係にある。ローラはかつてトゥリッドゥの恋人だったが、今はアルフィオと結婚している。 サントゥッツァは嫉妬からアルフィオに、ローラとトゥリッドゥの関係を言いつけてしまい、トゥリッドゥは、激怒したアルフィオと決闘となり、命を落とす。
Cosi fan tutte / Так поступают всe / コシ・ファン・トゥッテ (恋人たちの学校) (女とはみなこうしたもの)
音楽: ウォルフガンク・A・モーツァルト
演出: ワルター・レ・モーレ(M)
構成: 2幕
上演時間:3:20
自分たちの恋人(フィオルディリージとその妹ドラベッラ)の貞節を信じて疑わないナポリの青年士官グリエルモとフェランドに、彼らの友人で「女の貞節など存在しない」と言う老哲学者のドン・アルフォンソが賭けを持ちかける。アルバニア人貴族に変装して、お互い別の相手を口説きにかかるというものだが、なんと姉妹とも陥落してしまい、結婚式まで挙げてしまう。その式場で全てを明かすが、それでもなぜかハッピーエンドとなってしまう。
音楽: エメリッヒ・カールマン
演出: スタニスラフ・
ガウダシンスキー(L)
構成: 2幕
上演時間:2:50
2ヶ月のアメリカ巡業を控えているブタペストの人気歌手・シルヴァには、貴族の恋人・エドウィンがいるが、彼にはシュタージという貴族の婚約者がいる。二人は結婚を考えているが、醜聞を恐れたエドウィンの父は、息子をウィーンに連れ戻そうと画策。誤解したシルヴァは失意の内にアメリカへ去る。
シュタージとの婚約披露パーティ。シルヴァは、エドウィンのいとこ・ボニの夫人と偽ってパーティに潜り込む。しかし、ボニが本当に好きなのはシュタージで、彼女もボニに心を開く。一度は、伯爵夫人という身分に魅力を感じているのではと思い、エドウィンとの結婚を拒むが、ボニがエドウィンの自殺をでっち上げ、狂言とは知らないシルヴァはエドウィンへの愛を告白。めでたく二組の夫婦が誕生となる。
Demon / Демон / デーモン
音楽: アントン・ルビンシュタイン
演出: ゲンナーディ・
トロスチャニェツキー(D)
構成: 3幕
上演時間:-
神に追放されたデーモン(堕天使)は、地上を放浪する反逆者であり、彼を導く天使の言葉にも全く耳を貸さず、孤独と絶望の中にいる。そんな中、美しい娘タマラを一目見て恋に落ちるが、彼女には若い貴族の婚約者シノダルがいる。シノダルが婚礼のためにキャラバンをひきつれてやってこようとするのを見つけたデーモンは、なんとか追い返そうとするが、諦めないシノダルをみて、ついに彼を殺してしまう。婚約者の死を知ったタマラは、自らの予知夢通りとなった悲しみと後悔から、修道院へはいる。そこへ天使の制止を振り切り、デーモンは初めて彼女の前に姿を現し、全てを語るが、全てを知ったタマラは、それによって死んでしまう。
Don Giovanni / Дон Жуан / ドン・ジョバンニ
音楽: ウォルフガンク・A・モーツァルト
演出: ヨハネス・シャアフ(M)
構成: 2幕
上演時間:3:25
17世紀のスペイン。ドン・ジョヴァンニは、伝説の色事師で、ドンナ・アンナの寝室に忍び込むが、駆けつけた彼女の父、騎士長を刺し殺てしまう。それでも懲りないドン・ジョヴァンニは、逃避行中に墓場で今日の女遊びのことを従者に話していると、なんとその騎士長の石像が口を開き、彼に悔い改めよと語りかけたのだ。しかしドン・ジョヴァンニは動ぜず、不敵にもその石像を夕食に招待する。その晩、石像が現れ、ドン・ジョバンニの手をつかんで、地獄に引きずり落とす。
Don Carlos / Дон Карлос / ドン・カルロ
音楽:ジョゼッペ・ヴェルディ
演出:ユーリ・アレクサンドロフ(M)
構成:4幕(イタリア語)
上演時間:3:50
1560年頃のスペインのマドリード。スペイン王子ドン・カルロは、婚約者エリザベッタを、政略結婚によって、父・スペイン王フィリッポ2世に奪われる。 その心の傷を埋めるため、スペインの圧政下のフランドル救済のために立ち上がるが、反逆罪で捕らえられる。カルロを愛する王妃エリザベッタの女官・エボリ公女は、エリザベッタに嫉妬し、彼女の想い人はカルロだとフィリッポ2世に告げ口するが、後悔したエボリはカルロを救うことで罪を償おうと、民衆の暴動に乗じて彼を牢から逃がす。 エリザベッタとカルロが再会した所に、フィリッポ2世が現れカルロを捕らえようとする。しかし偉大なる先王カルロ5世の亡霊が出現し、不思議な力でカルロをいずこへと連れ去っていったのだった。
音楽:リヒャルト・シュトラウス
演出:ジョナサン・ケント(M)
構成:1幕
上演時間:1:10
幼い頃に、実の母親クリナムネストラとその愛人エギストに、実の父親を殺されたエレクトラは、復讐を誓いつつ弟オレストを匿い逃がす。最近悪夢に悩まされるクリナムネストラに、エレクトラは生贄を捧げればいいという。その生贄について更に母が尋ねると、「オレストの手によって自らを生贄に捧げよ」と叫ぶ。母の悪夢とは他ならぬその弟が帰還して自らに対する復讐を遂げる、というものだった。そしてついに弟オレストが帰還し、実母を殺して実父の仇をとる。そしてエレクトラもまた、エギストの命を奪うことに成功する。遂に復讐を果たしたエレクトラは勝利の舞を狂ったように踊り続けて息絶える。そしてオレストも姿を消す。
The Enchantress(Charodeika) / Чародейка / 魅惑的な女
音楽:ピョートル・チャイコフスキー
演出:デーヴィット・パウトニー(M)
構成:4幕
上演時間:3:40
15世紀後半のニージニィ・ノヴゴロドを舞台に、「魔性の女」ナスターシャと彼女に翻弄されたクルリャーテフ家を描く。
15世紀後半のニージニィ・ノヴゴロドを舞台に、「魔性の女」ナスターシャと彼女に翻弄されたクルリャーテフ家を描く。
Ernani / Эрнани / エルナーニ
音楽:ジュゼッペ・ヴェルディ
演出:(D)
構成:4幕
上演時間:2:20
16世紀のスペインが舞台で、ヴィクトル・ユーゴーの戯曲が原作。貴族エルナーニは、父を殺した国王ドン・カルロに復讐するため、山賊の首領となっている。恋人のエルヴィラは、彼女の後見人デ・シルヴァと結婚するが、国王に連れ去られ、エルナーニとデ・シルヴァは共に国王に復讐を誓う。エルナーニは国王の慈悲でエルヴィラとの結婚を許される。しかしデ・シルヴァに憎まれ、エルナーニは命を落とす。
16世紀のスペインが舞台で、ヴィクトル・ユーゴーの戯曲が原作。貴族エルナーニは、父を殺した国王ドン・カルロに復讐するため、山賊の首領となっている。恋人のエルヴィラは、彼女の後見人デ・シルヴァと結婚するが、国王に連れ去られ、エルナーニとデ・シルヴァは共に国王に復讐を誓う。エルナーニは国王の慈悲でエルヴィラとの結婚を許される。しかしデ・シルヴァに憎まれ、エルナーニは命を落とす。
Eugeny Onegin / Евгений Онегин / エフゲニー・オネーギン
音楽:ピョートル・チャイコフスキー
演出:M・ライザー/P・コリエ(M)
構成:3幕7場
上演時間:3:30
田舎の地主の娘タチアーナは、厭世的な青年貴族のオネーギンに恋し手紙を送るが、オネーギンは彼女を振り、更にタチアーナの妹オリガに言い寄り、オリガに恋する友人のレンスキーをからかったため決闘になり、心ならずも友を殺してしまう。数年後、美しく変貌したタチアーナと再会したオネーギンは彼女に求愛するも、タチアーナは既に人妻。タチアーナはオネーギンを拒絶する。
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