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タタール国立オペラ劇場

2008年3月13日

モスクワから東方に約800キロのところにあるロシア連邦タタールスタン共和国の首都、カザンに位置するオペラ劇場です。タタールスタン共和国の直接の起源は、13世紀末にロシアに攻め入ったモンゴル系遊牧民族・タタール人。もともとヴォルガ河に臨む交通の要衝ということもあり、カザンは現在ロシア有数の工業都市となっています。  連邦とは大雑把に言うと独立性の高い地方自治体の集合体なので、カザンはロシアの地方都市でもあると同時に、共和国の首都でもあります。こうした共和国の中でもタタールスタンはトップクラスの経済水準にあるので、一口に「ロシア地方都市の劇場」といっても、このタタール国立オペラは特に財政面で他...

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タタール国立オペラ劇場 リハーサル見学 レッスン見学 「シュラレー」鑑賞

2008年3月13日

リハーサル見学 「シュラレー」のリハーサルを見学させていただきました。13日に予定されている公演で主役を踊る予定の2人によるリハーサルでした。女性がアレクサンドラ・スロジェーエワ、男性がアルチョム・ベーロフ、どちらもプリンシパル・ダンサーですが、女性の方はまだ若手で、13日がこの役デビューだそうで、細かい振り、演技・表情を指導してもらっていました。途中からしか見ていませんが、約40分の間に、一幕のパ・ド・ドゥと終盤のパ・ド・ドゥ、をレッスンしつつ、スロジェーエワの休憩中にベーロフが2幕の祝祭の場で披露するソロをおさらい、という感じです。  実際このバレエ団のダンサーを観るのは初めてだったので、...

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タタール国立オペラ劇場 インタビュー 国際バレエ・フェスティバル

2008年3月13日

インタビュー 3月13日に鑑賞した「シュラレー」で主役を踊られたアレクサンドラ・スロジェーエワさん(写真左)とアルチョム・ベーロフさん(写真右)に、公演後、インタビューをお願いしたところ、お2人ともとても感じの良い方で、快く応じて下さいました。 そして実際お話を伺ってみると、お2人ともとてもお話し上手で、面白いお話をたくさんお伺いすることが出来ました。  特にスロジェーエワさん、すっぴんなのに、お肌が輝いていました(笑) とても一児の母親には見えません。 <アレクサンドラ・スロジェーエワさん(写真左)>__まずは「シュラレー」のシュユンビケ・デビューおめでとうございます。 ありがとうございま...

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マリインスキー劇場(2008年3月1日)

2008年3月1日

■会場にたどり着くまで      最寄り駅はサドーヴァヤ駅/センナヤ・プローシャチ駅となっていますが、結構離れたところにある上に迷いやすいので、初めて行かれる方は30分位見ておいたほうが安心かもしれません。最短距離、というわけではありませんが、一番わかりやすい行き方は、ともかくグリバエーダヴァ運河(駅のすぐ北側を流れています)をひたすらまっすぐ歩き、獅子の像のある端で対岸に渡り(ここで渡っておかないとその後橋がないので、目の前に見えてるのに大きく迂回する羽目になります)、もう少し運河沿いに歩いて最初の角を右に曲がるとコンセルヴァトーリヤの裏手に出て、すぐマリインスキーが目に入ります。  なお...

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モスクワ音楽劇場(2008年2月15日)

2008年2月15日

■会場にたどり着くまで  最寄の地下鉄は“プーシキンスカヤ”駅です。ここはトヴェルスカヤ駅、チェーホフスカヤ駅とも連結しています。ストラスノイ・ブリヴァールを直進して、最初の十字路を右に曲がるとボリショイ・ドミートロフカ通りなので、そのまま坂を下っていくと劇場正面入口に着きます。ちなみに、このまま坂を延々と10分ほど下っていくとボリショイ劇場新館、地下鉄“チアトラーリナヤ”駅に出ます。  ボックスオフィスは右の写真のとおり別の入り口にあります。チケット代は最近に値上がりしたばかりだそうで、メインステージでの公演は2008年12月現在、以下のよう...

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