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2008・4・09 「ラ・バヤデール」  モスクワ・ボリショイ劇場 inクレムリン宮殿劇場

2008年4月9日

(ニキヤ…スヴェトラーナ・ルンキナ) (ソロル…ニコライ・ツェスカリーゼ) (ガムザッティー…マリヤ・アレクサンドロワ)  ボリショイ新館で結構回数を重ねて観ている演目ですが、クレムリンだとまたちょっと違った雰囲気。オーケストラの音がマイク通して聞こえてくることとか、ステージがだいぶ広く感じられることとか。でもまあ、内容は同じです。 (↑そのせいか、袖に引っ込む時に歩幅間違える?ダンサーが何人か…)  ルンキナは…清楚で、綺麗で可憐なバレリーナだと思います。ただ、ニキヤはどうも彼女に合ってないような気がしてなりま...

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2008・3・26 「THE LESSON/ラ・シルフィード」

2008年3月26日

モスクワ・ボリショイ劇場まずは最初に「THE LESSON」。教師…セルゲイ・フィーリン生徒…ニーナ・カプツォーワピアノ教師…アンナ・アントロポーワ 小作品のバレエです。この作品はとてもダークな世界観を持ち、かなり好みが分かれるでしょう。はっきり言って気持ち悪さすら感じるのですが、そこがこの作品の持ち味です。 ヘンタイ教師といたいけな生徒、厳しいピアノ教師。出演者この3人。 舞台は陰湿な雰囲気のバレエレッスン教室で繰り広げられます。教師と生徒だけだと異質な空間に思われますが、ピアノ教師の存在が現実感を持たせます。役それぞれにイメージがあっているかはとて...

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2008・3・25 「ジゼル」 モスクワ・ボリショイ劇場

2008年3月25日

(ジゼル…ナジェージュダ・グラチョーワ)(アルブレヒト…ニコライ・ツェスカリーゼ)(ミルタ…マリヤ・アレクサンドロワ)この日の舞台は、素直に「良い舞台だったなあ」と思いました。ジゼルをはじめ主なキャストの印象も良かったですし、舞台の雰囲気もなかなか。カーテンコールも大盛況。終演後に感じたのは、満足感…まさにその一言に尽きるでしょう。 まず何よりも、グラチョーワのジゼル。テクニック、表現力、存在感・・・観る者を魅了してくれます。最近では確か2007年2月の初めにも彼女はジゼルを踊りました(この時も素晴らしかった)が、あの時よりもさらに&rd...

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ククラチョフ猫劇場(猫のサーカス)(2008年2月22日)

2008年2月22日

■会場にたどり着くまで  まずチケット購入方法ですが、他の劇場同様、街中のカッサ(チケット売り場)で買うこともできますし、直接劇場に行って購入することもできます。  公演予定は公式HP等で確認できますが、もともとツアーが多くモスクワでの公演はそれほど多くない上、スケジュール更新もそうマメではないようなので、正直あまりツーリスト思いの劇場とは言い難いです。渡航直前にふらっと思い立ってチェックして、旅程とうまく重なっていればラッキー、くらいの気持ちでいた方が楽かと思います。  最寄り駅はクトゥーゾフ駅ですが、駅からは少し離れていて10分ほどかかります。クトゥーゾフ大通りをひたすらまっすぐ行...

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モスクワ音楽劇場(2008年2月15日)

2008年2月15日

■会場にたどり着くまで  最寄の地下鉄は“プーシキンスカヤ”駅です。ここはトヴェルスカヤ駅、チェーホフスカヤ駅とも連結しています。ストラスノイ・ブリヴァールを直進して、最初の十字路を右に曲がるとボリショイ・ドミートロフカ通りなので、そのまま坂を下っていくと劇場正面入口に着きます。ちなみに、このまま坂を延々と10分ほど下っていくとボリショイ劇場新館、地下鉄“チアトラーリナヤ”駅に出ます。  ボックスオフィスは右の写真のとおり別の入り口にあります。チケット代は最近に値上がりしたばかりだそうで、メインステージでの公演は2008年12月現在、以下のよう...

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