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3/20 バヤデルカ 三幕五場 第9回マリインスキー国際バレエ・フェスティバル マリインスキー劇場
2009年3月20日
脚本:マリウス・プティパ、セルゲイ・フデコフ 振り付け:マリウス・プティパ(1877)編:ウラジーミル・パノマリョフ、
ヴァフタング・チャブキアーニ(1941) (コンスタンチン・セルゲーエフとニコライ・ズプコフスキー振り付け作品を含む)
美術・監督:ミハイル・シシリャンニコフ(アドリフ・クヴァッパ、コンスタンチン・イヴァノフ、ピョートル・ランビン、オレスタ・アレグリの 1900年の公演時の舞台装置をモチーフに)証明デザイン:ミハイル・シシリャンニコフ
衣装:エヴゲニー・パノマリョフ 指揮:ミハイル・アグレスト
出演 ニキヤ:ポリーナ・セミオノワ(ベルリン国立オペラ劇場)
ソロル:イーゴリ・ゼレンスキー
ガムザッティ:アナスタシヤ・マトビエンコ
セミオノワ圧巻でした。自分の技術の高さを存分に見せつけました。また普段は表面に出さないながらも実は情熱的な一面をもつ主人公の役が、かすかに影のある情熱をもったセミョーノワにぴったりでした。ゼレンスキーは去年よりもむしろ跳躍力を増していました。ミハイロフスキー劇場から移籍してきたばかりのマトビエンコは、慎重にすべての動きをそつなくこなしてはいましたが、マリインスキーのソリストとしての迫力、威厳、華やかさはまだ備わっていないようでした。もしかしたらただ単にミハイロフスキー劇場の小さい舞台に慣れて自分を制御してしまったせいかもしれません。いずれにせよマリインスキーのソリストとしての成熟が待たれます。
サンクト・ペテルブルクからのひとこと日記
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