他の記事を探す
「バーニャ・モーリェ」でロシア式サウナを体験
2022年1月28日
こんにちは!ウラジオストク連絡員のクセーニアです。
寒い冬には体を温める施設が人気です。今回はウラジオ市内の大人気ロシア式サウナ施設「バーニャ・モーリェ」を紹介したいと思います。まず、「バーニャ」とはロシア式サウナの事を指し、「モーリェ」とはロシア語で海の意で、日本語に言い換えると「海のサウナ」いう名の通り、この施設は海辺にあります。バーベキューテラスやコテージでの飲食も楽しむことも出来る総合施設なのですが、特徴として、ロシアに根付く伝統的なバーニャを体験できます。実はウラジオストクで営業しているサウナは、乾式のフィンランド風サウナの割合が多く、ロシア式のサウナは多くありません。
ロシアンバーニャの特徴は、温度と湿度、そして作法にあります。70-80度ぐらいの室温に、炉に水を掛ける「ロリュウ」をすることで、ジュワーっという音をと共に大量の水蒸気が発生し、一気に体の表面が熱せられます。肌が水滴に覆われ、とても気持ちがいい!そして欠かせないのは「ウェーニク」と呼ばれる枝葉による叩打マッサージです。カシのいい香りにつつまれながらマッサージで血行が良くなるのでとても健康的です。
海沿いの施設なのでバーニャから出たら、体を冷やすために海に潜ることができます。冬は海が凍っているので、凍った海の上で体を冷やすこともできますし、係員に頼めば氷に穴をあけて海に潜ることもできます。ロシア式サウナを体験するなら冬の「バーニャ・モーリェ」は人生で忘れられない体験ができるのでおススメです!
人気施設なので事前予約が安心です。